東日本大震災で被災された方々へ、今なお大変苦しい状況にある方々へ心よりお見舞い申し上げます。
3月11日、グランドオープンを迎えた当日、開店準備の為に直前に気がついた
もろもろを揃える為に、西へ東へ自転車で奔走していました。
店についた3時頃、妻が
「今、東北の方で凄い大きな地震があったみたい。青森の実家のお母さんが
心配だから、電話するね。東京もかなり被害が出てるみたい。」
と言ってきました。
開店間際につけたテレビのニュースでただ事ではない、状況がわかりました。
オープンとともに、沢山のお花が運びこまれてきましたが、
中に東京と埼玉の友人からも沢山いただきました。
今、まさに苦しんでいるかもしれないのにと考えながら、目前の自分自身の仕事
をしなければという思いとの葛藤と闘いながら、初日を迎えました。
妻が、青森の母に電話をかけつづけてくれて、布団の中にカイロを沢山
入れて暖をとってと励まし続けてくれたそうです。
翌日、熊谷の友人や東京の友人に電話するとみんな口をそろえて、
「ゆきちゃん、せっかくオープンなのにおめでとうの連絡もできずにごめんね」
と言ってきました。
自分達が、もっとしんどい状況にあるのにそんな事を言ってくるので涙があふれてしましました。
また、沢山のお客様から実家は大丈夫とご心配のお声をかけていただきました。
私は、本当にかけがえのない友人、妻、お客様に支えられてオープンできたんだと
つくづく感じました。
今、私に出来る事、やらなければいけない事は応援してくださった、友人、家族、お客様が
本当に喜んでいただけるお店をじっくり創っていくことと思います。
あらためて、開店に多大なご尽力、ご協力をくださった皆様、そしてはなむけに沢山のお花や
お品をくださった皆様に心から感謝いたします。
これから、店名のアフィナージュと同様じっくり熟成していき、皆様が1日の疲れを癒して
いただけるようなお店を目指し、努力していきます。