5月3日に東京から親友の廣岡夫妻が会いに来てくれました。
廣岡夫妻は、私が熊谷のラミデュヴァンセントジェームズに勤務していた時にお客様で来ていただいていて友人になった夫妻です。
私達が5年前に京都に移り住み、ワイイングロッサリーにお世話になってからも、定期的に会いに来てくれていました。
今回は、ご主人ののりちゃんが本当に忙しい中を何とか仕事をやりくりして休みをとったそうです。
5月3日は、火曜日でお店は定休日でしたので、お昼から観光と食事を私の妻も一緒に楽しもうと言う事になりました。
午後の12時位に待ち合わせをして、GWでも比較的空いていて穴場的存在の真如堂へ。
ここの新緑の楓越しに見る三重塔の美しさは、この時期にしか味わえない特権です。
もちろん、紅葉の時期にもみじ越しに見る三重塔もうつくしいのですが、新緑の季節は清々しい空気と清冽な新しい生命力に満ち溢れた香りを楽しむ事ができます。
各々で写真を撮った後は、お堂の中へ進み説明を受けた後、釈迦涅槃の庭へ。
石組でお釈迦様の涅槃の様子を表し、大文字山を借景とした素晴らしいお庭です。
その後、フュメさんのGW特別企画たこ焼きバーへ。
師匠の柳先生もいらしてて、ご挨拶と夫妻を紹介できました。
外側かりっと中ふわのたこ焼きにカヴァ、白ワイン、赤ワイン(アンジューガメイが美味しかったあ)と
昼飲みたこ焼きマリアージュを堪能しました。
もう少し、楽しみたい所をがまんしつつ、一同哲学の道をゆっくり散歩しながら、二人が待望の我がアフィナージュへ。
私達も二人にお店を是非見てほしかったので、念願がかないました。
ずっと、熊谷に居た時から応援し続けてくれ励ましてくれた二人でした。
オープンの時にも東京と山梨でそれぞれに地震に遭い帰れないでいるのに、「せっかくオープンなのにおめでとうって電話できなくてごめんね。それよりゆっきーの実家は大丈夫?」と逆に心配してくれた心やさしい友と、独立を果たした店で杯を重ねられる事は、幸せの極致でありこの仕事を続けてきて本当によかったと思える瞬間でした。
私達夫妻と廣岡夫妻の、いや熊谷時代にみんなのアイドルであり親友だった勉さんもきっとこの時は天国から僕たちの所に遊びに来てると思い、グラスを5つ、ロゼシャンパーニュで乾杯しました。
熊谷時代、京都に移り住むことを一番初めに報告し、「小嶋さん、絶対京都で独立してね。絶対行きますから!」と言ってくれた勉さんとの約束も果たせたかな。
二人が大好きだった、レッドアイも生ビール導入したことで出すことが出来、のりちゃんとみゆきちゃんの「これだよ、これこれ!」という声を聞き嬉しく思いました。
次に来たときはアフィナージュ、オープンラストで楽しむと言い、今度はみんなで仏光寺通にある
神戸で腕を磨いた友人夫妻が夫唱婦随で切り盛りするレザンへ。
奥様が料理をつくり、旦那様がサービスとデザート担当で、かなり美味しく、以前から友人とワイン会をさせていただいてました。
大好きな季節野菜のソテー、今回初めて頼んで絶品だったのがお肉のパテでした。
そして、熊谷時代にのりちゃんが大好きだったダーレンベルクシラーズヴィオニエをアニョーとあわせていただいたいた時、至福の頂点へ。
デザートのパイナップルノのスフレグラスを3回おかわりしながら、ポールロジェのドゥミセックとリッチに合わせ、また二人が来たときはレザン会しようと誓いレストランを後にしました。
その後、ワインバーのミュゼさんに行き、最後締めくくりに兄貴と慕うB styleの谷田さんのもとへ。
翌日は、カフェヴィオロンでカレーとオムライス、それに絶品のアイスコーヒーとドリップコーヒーをクラシック音楽とマリアージュしながら堪能し、別れの時間となりました。
行ったお店全てが良かったと大変喜んでくれました。
私達には、熊谷にも京都にもずっと支え続けてくれた、素晴らしい友が沢山います。
何にも変えられない財産であり、感謝を忘れずにいたいとあらためて思います。
今回、二人から沢山のパワーをもらいました。
これからまた、いいバーになっていくようにまた少しづつ熟成を重ねていきたいです。